【News】木の個性を組み合わせて描く「木象嵌」の不思議な魅力

「これ、本当に木だけで描かれているのですか?」

初めて木象嵌を目にすると、
そう感じる方もいるかもしれません。

遠目には繊細なタッチで描かれた一枚の絵画。
けれど一歩近づいて目を凝らせば、それが筆ではなく、
緻密に組み合わされた「木の色」そのもので
あることに気づくはずです。

色を塗らない、自然のままの色彩

木象嵌は、種類の異なる木材を切り抜き、
組み合わせながら一枚の絵を作り上げる技法です。
「象(かたどる)」「嵌(はめこむ)」という名前の通り
木をぴったりとはめ込みながら模様を表現していきます。

天然のパレット
白、赤、深い茶色。木が元来持っている色彩を使い、
風景や動物を表現します。

木目が生む立体感
描かれた花びらや山並みの輪郭には、
木の筋が「筆跡」のように重なり、
独特の躍動感が宿ります。

絵の具では出せない、木材特有のやわらかな濃淡。
印刷物にはない、自然が育んだ色の深みが
そこにあります。

光と時間で変わる、飽きることのない表情

天然木は、置かれた環境によって表情を変えます。

朝の清々しい光を浴びれば淡く優しく、
夜の暖色灯の下ではしっとりと落ち着いた佇まいに。
また、眺める角度によって木目の光沢が揺らぎ、
まるで絵の中に風が吹いているような錯覚さえ
覚えるかもしれません。

使い込むほどに風合いが増していくのも、
天然木だからこその楽しみ。
暮らしの中に長く置いていても、
決して見飽きることがない理由がここにあります。

日常に寄り添う、木の芸術

「工芸品」と聞くと少し身構えてしまうかも
しれませんが、木象嵌はとても親しみやすい存在です。

木そのものの色合いは、和室はもちろん、
現代的なリビングの家具や床材とも自然に調和します。

派手さはありませんが、
壁に一つあるだけで空間の空気がふっと穏やかになる。
そんな不思議な調和を生み出してくれます。

遠くから
物語を感じる風景画として。

近くから
職人の息づかいが聞こえる緻密な手仕事として。

見るたびに新しい発見があるからこそ、日々の生活を
豊かに彩るパートナーとなってくれるでしょう。

箱根・いづみやで出会う、一期一会の一枚

この奥深い魅力は、
実物を目にすることでより鮮明になります。

箱根町港のほど近くに店を構える
「いづみや」では、伝統的な寄木細工とともに、
富士山や四季の情景を描いた木象嵌の作品を
数多く取り揃えております。

職人が木を選び、その個性を
組み合わせることで生まれる作品は、
木目や色の出方により、
一つひとつ異なる表情があるのです。

全国発送や海外発送にも対応しているため、
お部屋に飾る一枚としても、記念に残る品としても。
ぜひその手で木の温もりに触れてみてください。

お問い合わせはこちらから

記事一覧へ
NEW ARTICLE
新着記事

各種ショップへは
こちらからお飛びください